1973-12-15 第72回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
消防庁のほうは、消防機具はこれくらい必要で、人員はこれくらい必要ですよといっても、実際に交付税ではそれを半分しかつけていないんですよ。こんなもので市町村に自治体消防だから責任を負えといったって、責任を負えないですよ。負えるはずはないですよ。市町村の手に余ってしまう。はしご車で人を助けなければならぬといっても、はしご車も何もなければ人を助けられない。はしご車をくれといったって国が金をつけてくれない。
消防庁のほうは、消防機具はこれくらい必要で、人員はこれくらい必要ですよといっても、実際に交付税ではそれを半分しかつけていないんですよ。こんなもので市町村に自治体消防だから責任を負えといったって、責任を負えないですよ。負えるはずはないですよ。市町村の手に余ってしまう。はしご車で人を助けなければならぬといっても、はしご車も何もなければ人を助けられない。はしご車をくれといったって国が金をつけてくれない。
基本的な問題でございますが、消防機具の問題については、市町村では漸次的に改善、改良を加えられてきておる、こういうとらえ方ができると思いますが、農村の構造的な変化等に伴いまして問題もあるのでありますけれども、痛切に感じますことは、いまの市町村の消防団員の人的構成、この問題は何か老化現象の特徴があらわれておるのではないか。
でございますから、現在における機械の設備並びにそういうふうな消防機具というものを利用するにどのくらいの人があつたらいいかということをよく検討いたしまして、できるだけ節約した人員でやつて行きたいと、こう考える次第でございますから、只今消防を天引き三割引きとか何とかいう、いわゆる人員整理一辺倒の考え方から我々は整理をしようとは考えておりません。